チベットの核兵器

チベットの核汚染

DF-4ミサイル。射程4,500〜7,000km、2〜3メガトン（広島型原爆160〜240発分）、半数必中界1,400〜3,500m、1974〜1979年実戦配備開始。 　チベットの四川省には、合計4カ所にミサイル発射用地が整備されている。ツァイダムに二つ、テルリンカに一つ、そして青海省と四川省の境界上に一つである。 　中国は、70年の初頭に、アムドの北西部先端にあるツァイダム盆地にDF-4ミサイル発射用地を完成させ、核ミサイルを配備した。ツァイダム盆地は、その海抜の高さと隔離された地理的条件により、核を配備するのに適している。 　小ツァイダム（北緯37.26度 東経95.08度）には、射程4,500〜7,000キロメートルの「東風―4」（DF-4）が配備されており、緊急時には大ツァイダム用地（北緯37.50度、東経95.18度）に核ミサイルが移送される。 　チベット高原の、青海省と四川省の境界上には、新ミサイル部門が設立され、4基のCCS-4（DF-5）ミサイルが配備されている。 DF-5ミサイル。射程12,000〜15,000km、2メガトン（広島型原爆160発分、半数必中界500〜3,500m、1981年実戦配備開始。 　ツァイダム南東217キロメートル（北緯36.6度、東経97.12度）のテルリンカには、DF―4、および大陸間弾道ミサイルが格納されている。テルリンカはアムドにある4つのミサイル発射用地の連隊本部となっている。 　チベット自治区内のナクチュカには、20基の大陸間弾道ミサイルと70基の準中距離弾道ミサイルが配備されている。ミサイルは、ナクチュカの南東25キロメートルのリスル山の地下に格納されている。 　チベット自治区ペロック峡谷のあるタゴ山（北緯32.15度、東経87.42度）のトンネル内には、核ミサイル、非核ミサイルのどちらかが格納されている。 　ラサにも地下にミサイルが格納されている。ダプチ刑務所の北西3.5キロ、セラ僧院の西わずか1キロの位置にあるドティ・プゥである。米中の間で核戦争の危険が生じたとき、米国側が攻撃を躊躇する可能性を考慮して、中国がチベット仏教の中心地に兵器を展開している可能性がある。 チベットの核汚染―はじめに 核兵器開発・製造施設“第9学会” チベットの核廃棄物 被曝するチベットの動植物、そして人間 被曝するウラニウム鉱山近くの住民たち 核施設での強制労働で被曝するチベット人政治犯 汚染を知らされるのは中国人だけ チベットの核兵器 地震による地球規模の核惨事 チベットの核汚染―まとめとリンク 　　核爆発で他国に流れる川の流れを変え、中国の砂漠を緑地化する計画 このページの情報はチベットの核に記載された文章を短く加工し、 若干捕捉させていただいたものです。詳細はそちらを参照してください。 　　四川大地震における各核施設の震度 2008.03.31

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