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ゴルゴ13 in ウイグル

ピンヘッド・シュート



ゴルゴ13 ピンヘッド・シュート リイド社
『激突!AK-100 VS M-16』 さいとうたかお 著 
ゴルゴ13 第149巻 リイド社SPコミックス
ゴルゴ13「ピンヘッド・シュート」
  2002年8月作品

北京五輪を1カ月後に控えた2008年7月8日、ウイグル人5人が中国当局によって射殺された。新華社通信によれば、「聖戦」を唱えるウイグル族のグループの拠点を警察が捜索した際、容疑者らがナイフを振り回したため発砲、5人を射殺、10人を拘束。拠点には30本以上のナイフがあり、容疑者は「漢族を殺し新国家をつくる目的だった」と供述しているという。1)
東京新聞が「(中国は)『テロ防止を名目に少数民族への弾圧を強めている』との見方もある」と報じているとおり、中国は、これまで、適当な理由をつけて少数民族の弾圧を行ってきた。
そして、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、中国はアメリカの対テロ戦争に便乗し、中国の暴政に異議を唱えたウイグル人をテロリスト扱いして弾圧を正当化し、民族浄化政策を加速させた。

そのようなウイグルの状況が、劇画「ゴルゴ13」に描かれている(今月発売されたばかりの単行本最新刊)。

独立国だった東トルキスタン(ウイグル)は、1949年、中国共産党によって“解放”され、新疆ウイグル「自治区」となった。だが、中国では「自治区」と名のつくところに自治はない。

中国は、ウイグルで、文化の破壊、宗教弾圧、資源の強奪、核実験等を行ってきた。さらに、産児制限、強制堕胎、出産直後の赤ちゃんの殺害、未婚のウイグル女性の中国内地への連行、貧困救済という名目での農民の中国内地への移住等で、ウイグル人の人口を減少させる一方、大量の中国人をウイグルに入植させている(民族浄化政策)。2004年の統計ではウイグル自治区におけるウイグル人の人口比率は46%であるが、この比率は、急速に減少しつつある。
このままでは近い将来、ウイグルの文化をもつウイグル人は地球上から消えてなくなるだろう。

中国のやり方に、ウイグル人たちは大きな怒り、不満を募らせていた。それを表だって口にする者には、過酷な運命が待っている。だが、それでも抵抗するウイグル人は次々と出てくる。
大量の漢民族を移住させ、民族を浄化しようとする中国に不満をつのらせるウイグル人たち。
大量の漢民族を移住させ、民族を浄化しようとする中国に不満を募らせるウイグル人たち。


そのような状況下にあるウイグルに、ゴルゴが現れる。ウイグルのウルムチ駅に降り立ったゴルゴは、いきなり爆弾テロに遭遇した。中国の政策に対するウイグル人の抵抗は根強く、中国当局も頭を抱えていた。
依頼を受け、ウイグルの地に降り立ったゴルゴ。彼が乗っていた列車は爆弾テロにあい、ウルムチ駅で炎上した。「北にロシア、東にモンゴル、南にチベット高原を臨む新疆ウイグル自治区には、ウイグル族などのイスラム教徒がおよそ900万人いる。シルクロードを通じてアラブ商人により7世紀から栄えたイスラム国家は、19世紀に清朝に制圧されてから新疆省となった。1955年に中華人民共和国政府により自治区となったが、大量に入植する漢民族との間で民族対立が長年続き、各地でテロが頻発している。1997年のウルムチバス爆破テロでは70名以上の死者を出したが、このようなテロ事件は中国の隠蔽により西側マスコミにほとんど取り上げられていない」
依頼を受け、ウイグルの地に降り立ったゴルゴ。彼が乗っていた列車は爆弾テロにあい、ウルムチ駅で爆発、炎上した。

ウイグル人を口汚く罵る中国共産党幹部。
ウイグル人を口汚く罵る中国共産党幹部。


2001年に起きたアルカイダによるアメリカ同時多発テロは、中国にとって、イスラム教徒であるウイグル人を弾圧する絶好の口実を提供した。だが、どれだけ弾圧しても抵抗運動を根絶することはできなかった。
2001年9月11日、アルカイダが引き起こしたアメリカへのテロ以後、世界の強国がテロ団体を力で制圧する大転換が起こった。中国共産党はこれを利用して、新疆ウイグル自治区におけるイスラム系住民の分離独立運動を、東トルキスタンテロ活動、と規定した。2001年12月15日にウルムチで総会を開催し国内の独立運動弾圧を宣言、2002年1月3日には特殊警察部隊の中に、反テロ活動専門機関、反テロ局を創設した。
「2001年9月11日、アルカイダが引き起こしたアメリカへのテロ以後、世界の強国がテロ団体を力で制圧する大転換が起こった。中国共産党はこれを利用して、新疆ウイグル自治区におけるイスラム系住民の分離独立運動を、東トルキスタンテロ活動、と規定した。2001年12月15日にウルムチで総会を開催し国内の独立運動弾圧を宣言、2002年1月3日には特殊警察部隊の中に、反テロ活動専門機関、反テロ局を創設した。」


中国当局は、さらにウイグル人の抵抗を抑えるために、民心掌握術を心得たウイグル人教育者アッシジを送り込んだ。民衆の心をとらえたアッシジは、聖職者、貧民の英雄として崇められた。アッシジを使って、民意をコントロールし、子供たちにすんなりと中国に都合のいい教育を受けさせることができれば、テロも鎮火できる、と中国当局は考えていた。

そんな中国当局の意図を見抜いていたウイグル人老活動家は、ゴルゴにアッシジ暗殺を依頼した。だが、その依頼は、ただの暗殺ではなかった……。
ゴルゴの回想シーン。ウイグル人老活動家から、アッシジ暗殺の依頼を受ける。
ゴルゴの回想シーン。ウイグル人老活動家から、アッシジ暗殺の依頼を受ける。


続きは、実際の劇画をお読み下さい。東トルキスタンの状況の一端を知る一助になると思います。

『激突!AK-100 VS M-16』さいとうたかお 著 ゴルゴ13 第149巻 リイド社SPコミックス



1)新華社通信のウイグル人射殺の報道は、その経緯の説明がどうも不自然である。
2008年3月のチベット蜂起で、アメリカの偵察衛星の写真は、地面に倒れている人物をカウントできるほどの解像度があり、死者500人以上、負傷者1万人以上と報じられると、中国は「チベットで道路に寝るのがブーム」と報道したり、官僚の息子のレイプ事件を公安が「腕立て伏せをしていただけ」と発表する国なので……。



管理人コメント
さいとうたかを、チベットに続いて東トルキスタンにもゴルゴを登場させてくれました。

この話に出てくる、アッシジのような男が中国の対日工作に使われているとしたら、非常に恐ろしいことだ。中国に米英のように高度な諜報戦をしかける能力があれば、我々が強く支持している人の中に、アッシジのような人物がいる可能性はある。それを見いだすことはなかなか難しい。
実際はどうか。
張景子や朱建永など、中国のプロパガンダを垂れ流す言論人は、誰が見ても明らかな嘘をつきすぎなので、多くの日本人は眉をひそめて眺めている。彼らは一生懸命中国のために仕事をしているつもりなのだろうが、実際は日本人の反感をかうばりで、見事に中国の国益を損ねてくれている。我々にとって、ありがたい存在なのかもしれない。
だが、彼らはダミーに過ぎず、櫻井さんや青山さんクラスの、多くの日本人に強く支持されている人物の中に、中国のエージェントが紛れているということはないのだろうか。高度な諜報戦の苦手な中国のことだから、たぶんないとは思うが…。



参考サイト
ウイグルで500人拘束か 新疆ウイグル自治区ホータンで2008年3月23、24日、1000人規模のデモ。デモ参加者の8割が女性で、未婚女性の強制連行への抗議と政治犯の釈放を要求。500人以上が拘束。
中国公安当局 独立派5人射殺 五輪前に緊迫 中国新疆ウイグル自治区ウルムチの公安当局は8日、中国からの独立を求め「聖戦」を唱えるウイグル族のグループを摘発、5人を射殺したと発表。
進むウイグル人弾圧 上の事件の解説。
東トルキスタンの人々に平和と自由を ウイグルでは「計画生育」と言う名目で赤ちゃんを大量に強制中絶(犠牲になった胎児はおよそ850万)。46回の核実験で75万人が被曝して死亡。「政治犯」として50万人もの人々が処刑されている。
東トルキスタンにおける弾圧 短くまとめられているので、ぜひお読み下さい。
【中国】新疆にも緊張拡大、チベットとウイグル独立派、連携強める[03/21]
ゴルゴ13とパンチェン・ラマ11世 ゴルゴ13「白龍昇り立つ」  1996年5月作品

ゴルゴ13アニメ放送中

2008.07.11



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