お勧め映画　「クンドゥン」

チベットを弾圧する中国への支援を止めさせよう！

現代のチベットの最高指導者ダライ・ラマ14世。その苦難と波乱に満ちた半生を、「タクシードライバー」の名匠Ｍ・スコセッシ監督が、荘厳かつ流麗なタッチで描写。現代音楽の巨匠Ｐ・グラスのめくるめく音楽も観る者を深い瞑想へと誘う。1997年、アメリカ映画。 ☆1997年アカデミー賞４部門ノミネート（美術、撮影、作曲、衣装デザイン） ☆1997年ゴールデングローブ賞　作曲家ノミネート ☆1997年LA映画批評家協会賞　作曲賞受賞 ☆1997年NY映画批評家協会賞　撮影賞受賞 ☆1997年全米映画批評家協会賞　撮影賞受賞 ☆1997年ボストン映画批評家協会賞　撮影賞受賞 「クンドゥン」のポスター。「クンドゥン」とは“法王猊下”、すなわちダライ・ラマの尊称。 「ごく平凡な家庭で生まれたにも関わらず、何も分からないままチベット全土を治める指導者の地位を与えられたひとりの少年。彼は多くの高僧のもとで政治から宗教に至るあらゆる学問、知識を学びとりながら成長してゆく。しかし1950年、毛沢東率いる人民解放軍のチベット侵攻により、国家の存亡を賭けた重大な決断を迫られることになる。『クンドゥン』は、少年がダライ・ラマ14世の転生者であると確認されるところから始まり、チベットを脱出してインドヘと亡命するまでの22年間を、華麗で幻想的な映像と共に事実に即して描いている。これは信じ難い運命に翻弄されたひとりの若者の成長の記録であるだけでなく、非暴カによって大国の圧カに抗う彼の姿を通じて、人間の尊厳とは何か、真の自由とは何かを問う壮大な精神探求のスペクタクルである。」 （「CINEMA TOPICS ONLINE」より） ダライ・ラマ13世の転生者の捜索隊。 転生者の候補者に、ダライ・ラマ13世の持ち物を選択させるテストを行っている捜索隊。 ＊才で即位したダライ・ラマ14世。 ダライ・ラマ14世の父親（左）と、転生者の捜索隊を指揮した摂政リン・リンポチェ。 ポタラ宮から夏の離宮ノルブリンカへ移動するダライ・ラマ一行。 鳥葬されるダライ・ラマ法王の父親。 五星紅旗を振りかざし、チベットで怒濤の進撃を行う中国軍。同じような光景を、最近どこかで見たような気がする。 「クンドゥン」のポスター。「クンドゥン」とは“法王猊下”、すなわちダライ・ラマの尊称。 「クンドゥン」のポスター。「クンドゥン」とは“法王猊下”、すなわちダライ・ラマの尊称。 「クンドゥン」のポスター。「クンドゥン」とは“法王猊下”、すなわちダライ・ラマの尊称。 「クンドゥン」のポスター。「クンドゥン」とは“法王猊下”、すなわちダライ・ラマの尊称。 毛沢東から「宗教はアヘンである」と帰化されたとき、ダライ・ラマ法王は、毛沢東が仏教の破壊者であることを悟った。 ダライ・ラマ法王が心を痛めた「共産党と毛主席様のおかげです」という＊＊＊の言葉。この主の言葉は、今の北朝鮮や、かつてのソ連でよく聞かれた。 隠れる場所のない平原で、爆撃機に蹂躙されるチベット難民とゲリラたち。 中国兵に斬首されたカンパ族の戦士たち。 子供に無理矢理両親を処刑させる中共兵。 法王たちを無事インド国境まで送り届けたカンパ族のゲリラたち。だが、法王には変わり果てた彼らの姿が見えていた。 　この映画が、2008年5月25日深夜5:00（26日朝5:00）にWOWOWで放送されます。 　ハリウッドの大作で、しかも上記のように数々の賞を受賞し、海外では大絶賛されたにもかかわらず、日本ではろくに宣伝もされずに、2週間のみ単館で上映されただけでした。その理由はわかる人にはわかるでしょう。現在この映画の日本語字幕ありのDVDは在庫がなく、ヤフオク等では超高値で取引されています。販売元に圧力がかかれば、再版されることもなく、レンタルDVD屋に出回っているDVDさえ回収されかねません。地上波はすでに自粛しているでしょうが、放送業界の末端にまで圧力がかかれば、今回の放送が、この映画を日本のテレビで視聴できる最後の機会になるかもしれません。 　WOWOWは15日間無料視聴が可能ですので、受信可能な環境の方は、WOWOWに申し込んでみてください。私も申し込んでケーブルテレビでWOWOWを無料視聴できるようになりました。 WOWOW　15日間無料体験！ 放送終了しました ＨＤニューマスター版が発売されました！ アマゾンで購入 クンドゥン (HDニューマスター版) [DVD] 西村幸祐コラム“もう一つの「聖火リレー」”　巨額の制作費をかけたハリウッド映画で、名匠スコーセッジの作品。音楽はフィリップ・グラス。こんな映画が話題にならない方が異常なのだ。この時、私はチベット問題を日本人に伝えることを拒む「何か」の存在を強く意識した。 2008.05.15

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